【わらしべ投資家】養成ブログ

「今の収入に劣等感を感じる」株式投資初心者の方必見!?初期資金10万円から始め、100万円を狙えるローリスクわらしべ投資法を公開

なぜ経済学者は優れた投資家ではないのか?

f:id:hymskikaku:20200625155455p:plain

皆さんは一度考えたことはないでしょうか。

経済学者は、株投資を行えば

億万長者になるんではないか?

と思われたことはないでしょうか。

私も学生の時に

経済学部に行けば

株式投資のテクニックを学べるのではと

思っていました。


しかし、経済学部で学ぶことって

どんなことなのかというと

簡単にいうと

「生活に必要なお金の流れ」

を知るということです。

 

・会社で働いて得るお金の流れ

・働く人にお金を払う企業のお金の流れ

・働く人や企業から税金の流れ


こんなことは、

学校で学ばなくても

普通に生活していれば

勝手にわかってきます。

これを経済学として学んでいるのが

経済学部です。


これだけでは、

株の良し悪しはわかりません。

 

今回のテーマでは

優れた投資家になるには何が必要か!

をみていきましょう。

 

この記事のポイント

・経済学が株リサーチに影響がないことかわかる
・経済学者はすぐれた投資家ではないことがわかる
・優れた投資家は何に必要なことがわかる

 


この記事を読んでほしい方

f:id:hymskikaku:20200508161509j:plain

✔ 経済学を学べば

     お金持ちになれると思っている方

✔ お金もちは

     経済学のスペシャリストと思っている方

✔ 経済学と聞いて一歩ひいてしまう方

 

 

 1.経済学とは

f:id:hymskikaku:20200625160821j:plain

経済学って、そもそも何なの?

経済学がテーマとする「経済」とは

そもそも何でしょうか。

私たちは、

生きていくために必要な着るものや食べ物、

住む場所が必要です。

 

服を買ったり、食事をしたり、

不動産屋さんからアパートを借りたり……。

このように、生きていく中で人が

お金を使うことを「経済活動」といいます。

日本の人口は1億人を超えています。

 

つまり、それだけの人が経済活動を

行っているということですよね。

そうした経済活動を

行う人たちやそのまとまりを、

経済学では大きく

経済の三主体」といいます。

 

会社で働いてお金を得る人々(家計)、

働く人にお金を払う企業、

働く人や企業から

税金を集めて資金にする政府の3つです。

 

……というように、

人とそれに伴うお金の動きを

分析していくことで、

今後の経済の動きを予測したり、

どんな対策が必要なのか等を

協議することができるのです。

 

「年金制度は破綻するのか?」

「外国人の労働者を

どのように受け入れれば、

経済的に良い効果があるのか?」

といった問題を、

ニュースなどでよく耳にしますよね。

 

そうしたお金と社会に

まつわる大きな問題について考え、

改善していくために必要なのが

「経済学」です。

 

2.経済学部では、何を学ぶ?

f:id:hymskikaku:20200625160902j:plain

経済学部で学ぶ内容は、

主に3つに大きく分けられます。


・1つ目は、経済活動のモデルを作り数理的に分析していく

理論経済学」です。

例えば、ミクロ経済学マクロ経済学計量経済学などが

ここに当てはまります。

 

ミクロ経済学では、

ものが売り買いされる価格と量、

需要と供給によって

決まる受給理論などを学びます。

 

一方、マクロ経済学は、

国民所得や失業率などを対象として、

国全体での経済を考えます。


・2つ目は、理論経済学を応用する

応用経済学」です。

労働経済学、公共経済学、国際経済学などが

ここに当てはまります。

例えば、労働経済学では、

失業に関する問題を

失業率・マクロ経済学の知識を

使って考えることを学びます。

 

理論経済学で培った基本的な知識を、

より現実の経済に当てはめることが

応用経済学の役割と言えるでしょう。


・3つ目は、経済学の「思想と歴史」です。

経済史、政治経済学、経済思想などが

ここに当てはまります。

時代に応じて、

必要とされる経済学の研究は

変わってゆきます。

そのために、

経済学そのものを振り返る材料を

与えてくれるのが

経済史や経済思想です。

 

3.経済学部の人はどんな仕事に就くの?

f:id:hymskikaku:20200625161132j:plain

就職先や進路は、

保険会社、金融会社、証券会社、

公認会計士、税理士、行政書士

社会保険労務士中小企業診断士

宅地建物取引士、

ファイナンシャル・プランナー、

コンサルタントなど

……多岐にわたっています。

 

保険や金融、

税務などお金にまつわる専門職には、

必ず経済学のベースが求められます。

例えば、保険の専門家である

アクチュアリー(数理保険士)になるためには、

経済学の試験フローが設けられています。

 

また、企業の経理部門で

求められる簿記の資格を得るためにも、

経済学が役立つでしょう。

どんなに時代が変わっても、

そこに経済活動がある限り、

求められる知識です。

「大きなお金の流れを考えることが楽しい」

「お金のプロになって、知識のない人の役に立ちたい」

そんな人が、経済学を学んでいます。


投資とは全く無関係とは言いませんが

そんなに深く勉強しても

投資家にはなれそうにありません。

 

4.投資家になるには何学部がいいの?

f:id:hymskikaku:20200625161227j:plain

株式投資で、必要な要素として2つあります。

(1)心理学

株式市場は人々の心理の集合体です。

市場心理をコントロールするには

人の思考や行動、

判断のプロセスを

科学する研究をすることです。

それを学べるのは「心理学」です。

 

・人はどのように行動や意思決定をするのか

・何かを判断する時に、

 一体どのような考え方になるのか

・感情が意思決定に

  どのような役割を果たすのか

 

人間が次に行動する原理をわかっていれば

みんなが次どこに投資するかを先読みし

勝ち続けることが

できるようになるでしょう。

(2)統計学

人が行動する心理や集団行動を

行うパターンには

数値的に変換することができて

予想することも可能です。

株や為替に全く知識がなくても

数値だけをみて上がりそうな株を

予想させることも可能になってきます。

投資家には、

過去と似た同じような行動パターンを

繰り返す傾向があります。


戦略を練るには統計学

欠かせないことになるでしょう。


 まとめ

経済学者は、お金のプロではあるが

投資家のような儲けのプロではありません。


絶対ではありませんが

プロトレーダーや投資家は、

人間心理を考え、

過去の株価をもとに統計とり

分析を行っています。

 

学生から優れた投資家を目指すのであれば

心理学と統計学を学ぶのが近道でしょう。

 

今回の

「なぜ経済学者は優れた

投資家ではないのか?」は、

以上になります。

 

この記事を見ていいねと思われた方は、

twitterfacebookで拡散お願いいたします。

よければコメントなど

いただけると励みになります。

よろしくお願いいたします。