カルチャーショック!日本と海外ではこんなにも違う投資の考え方
海外旅行に行ったことがありますか?
海外と日本の違いって
海外旅行に行くとたくさん感じます。
ビジネスやマナー、食事の作法といった
些細なことを挙げるときりがありません。
ここでは、投資の考え方について
日本と海外の考え方についてご紹介します!
「海外での投資についての考え方」
「日本と海外での考え方の違いについて」
この考え方をしっていることによって
投資の幅が広がります。
日本で投資がうまくいかないよって思っていた人でも
こんなことが海外ではOKだったんだとか
海外と日本の差を知ることで、
投資戦略を練って儲けましょう。
・この記事を読んでほしい方
✔これから投資を行うと思っている方
✔世界の投資に興味がある方
✔こらから海外に移住しようと思っている方
上記に当てはまる方はぜひこの記事を参考にしてみてください!
1.日本人は、貯金が好き!
2019年8月29日発行の日銀の調査報告書によると
「家計の金融資産構成」は、
下の資料のように日本と海外では
全く違うことがわかります。
現金貯蓄率
日本 53.3%
ユーロエリア 34.0%
米国 12.9%
株式等
日本 10%
ユーロエリア 18.8%
米国 34.3%
この結果からもわかるように日本人は
貯金するのことが大好きですが、
増やすことが下手とされています。
日本の普通預金金利は、現在0.02%
貯金していても利益を生まないようになっています。
しかし、この状況下でもタンス預金に
お金を寝かせ続けています。
日本人には、お金はコツコツとためて使うもので
常にお金が手にある状態でないという
不安の固定概念がついて周り
海外からは日本のマネースタイルは不可解と
受け止められています。
2.お金の教育の違い
お金に関する国の姿勢の違いが
もっともあらわれているのが、教育です。
日本人は欧米各国の人々と比べると
かなりお金の知識(金融リテラシー)が
不足していると言われています。
日本ではお金は汚いものといった
認識がある親も多く、
「子供の前ではお金の話はするな!!」
という方もいます。
この考え方にいたるのは教育による部分が
大きいと思われます。
一方、海外では早い段階から株式を
含むお金に関する知識を
体系的に学ぶ機会を設ける国が増えています。
・イギリスの金融教育
イギリスでは小学校低学年から
高校生くらいまで継続して
金融教育を行う仕組みを構築しています。
とくに14歳~16歳の学生は
金融システムのあり方を含む、
経済の授業が必修必須教科となっています。
・米国の金融教育
各州、各学校、各団体で
様々な取り組みが行われています。
特に7州では金融教育関連の授業が
必修科目となっています。
(“Personal Finance”という個別科目あり)
また、36州で必須ではないが
“Personal Finance”の科目を有しているそうです。
今では、オンラインゲームを
利用して金融に関するクイズを使用して
子供の関心を引くように設計さていたりします。
これを授業でやっている学校もあるそうです。
3.英語が世界標準
当たり前のことですが
世界で標準的に使われている言語は、英語です。
英語で取引を行うようになると
取引できる数が単純にあがります。
世界のマーケットをアメリカの取引所と
日本の取引所で確認してみましょう。
・ニューヨーク証券取引所(NYSE)
ニューヨーク市のウォール街にある世界最大の市場です。
取引時間 : 9:30~16:00(7時間半)昼休憩なし
売買単位 : 1株単位
時価総額 : 約3,000兆円
値幅制限 : なし
・ナスダック(NDAQ)
ナスダックは、アメリカ合衆国の
新興企業向けの株式市場のことです。
新興企業向けの株式市場としては
世界最大の規模を誇ります。
取引時間 : 9:30~16:00(7時間半)昼休憩なし
売買単位 : 1株単位
時価総額 : 約1,240兆円
値幅制限 : なし
取引時間 : 9:00~11:30 12:30~15:00
(5時間)昼休憩あり
売買単位 : 100株単位
時価総額 : 約657兆円
値幅制限 : あり
このように世界の取引所と日本を
比較すると時価総額の規模では
日本とニューヨークの間では
4.5倍も違いがあります。
英語を使うことにより世界とつながることで
株式投資も投資対象が
多くなりチャンスも大きくなります。
4.株の取引ルールの違い
ネット証券のサービス拡充により、
手軽に米国株に投資できる環境にが
整ってきました。
しかし、米国株と日本株ではルールが
異なり色々と違いがあります。
日本株と米国株の取引きルールを
比較していきましょう。
米国株
売買単価 : 1株
値幅上限 : なし
配当金 : 年4回が多い
売却益 : なし
配当分配金 : 10%
日本株 :100株
値幅制限 : あり(ストップ高/安)
配当金 : 年1~2回が多い
売却益 : 20.315%
配当分配金 : 20.315%
米国株には日中の値幅制限がない点。
ストップ高やストップ安がないので、
大きな悪材料がでると
1日で株価が半値に
なってしまうこともありますが
倍になってしまうこともあります。
スケールが大きい米国ならでは
ではないでしょうか。
株主還元も異なります。
日本株は年1~2回の配当が
ほとんどですが、米国株は、原則、
四半期ごとの年4回配当です。
定期的に配当をもらいたい人にはぴったりです。
ただ、株主優待については、
ほとんどの企業が実施していにないです。
ネット証券を使えば、
米国の立会時間にリアルタイムで売買できます。
日本の祝日でも米国市場が
開いていれば問題なく売買可能です。
売却益にかかる税金は、
米国では課税されず、国内でのみ課税されます。
税率は20.315%(所得税15.315%、住民税5%)。
確定申告をすれば、
損失を3年間繰り越したりすることが可能です。
一方、配当金については、
米国と日本でそれぞれ源泉徴収されます。
まず、米国で10%が源泉徴収され、
残りに対して日本で20.315%が源泉徴収されます。
つまり、実際の配当額の約72%が
口座に振り込まれることになります。
まとめ
こうしてみると、
アメリカはスケールの大きさや
利益リターンを大きくする
国の政策の違いについて
日本とは大きく違うことがわかります。
日本と海外の制度の違いをしっかり把握し、
その違いをついてしっかり儲けていきましょう。
今回の「カルチャーショック!
日本と海外ではこんなにも違う投資の考え方」は、
以上になります。
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