投資詐欺こんなものがありました。絶対詐欺にあわないための心構え。
この記事のポイント
・投資詐欺のやり方がわかる
・投資詐欺であるか見極めができる
・相談方法がわかる
「老後のためにお金をたくさん増やしたい」
「借金返済のために早くお金をふやしたい」
という、人の欲望につけ込んで他人を
騙す投資詐欺は今も昔も存在します。
いくつかのパターンを知り、騙されないように対策しましょう。
この記事を読んでほしい方
✔ 投資に興味があるが不安な方
✔ 投資詐欺が怖い方
✔ 投資詐欺にあったかもと思われている方
1.投資詐欺手口
投資詐欺にもたくさん手口がありますが
代表5つを解説します。
① ファンド型
ファンドとは、複数の投資家から資金を集め、
プロが資産を運用することで
得られた利益を分配していくシステムです。
プロが運用することで安心感がありますが
そこに大きな落とし穴があります。
投資に対する知識や取引のスキルに自信がないことに
詐欺師はつけ込みます。
通常ではあり得ないような高利回りの説明し
現実可能のようにみせかけます。
集めた資金は、運用ではなく
別の投資家への配当にまわされます。
詐欺師たちは、高跳びして音信不通になり
回収することができなくなります。
② システムトレード
株やFXのシステムトレードは、
最近ではパソコンだけでなく
スマートフォンでも株取引ができるようになり
若い人も増えてきています。
知識の浅い初心者を中心に
「必ず儲かる自動売買ツール」という
いかにも簡単に儲かりそうな言葉で勧誘してきます。
投資に「必ず」「絶対」ということはありません。
③ 未公開株
未公開株とは、
証券会社で公開されていない株式のことです。
この「未公開株」が近々上場しますなどと言って
購入させる手法です。
実在するものの上場の話はなかったり、
実際に存在しない会社の株や
偽造された株券などを
買わされてしまうケースがあります。
未公開株は、
魅力的ですがうまい話しはないと心得ましょう。
④ 社債
会社が事業拡大のために資金調達などを目的に
会社が発行する債券を「社債」と言います。
その会社に投資をすることと同じ意味になります。
社債は、お金を会社に貸出したことと同じですから
満期になると利息が受けとれます。
会社が健全な経営をしていれば最小限のリスクで
利益を受け取れます。
社債を使った詐欺行為には
「今、経営が厳しいです。
社債を購入してくれれば回復が見込める」
などと出資を促し、
社債を購入した後に連絡がとれなくなり、
会社がなくなるということがあります。
会社がなくなれば
元金の回収ができなくなります。
会社の実態を事前に
よく確認する必要があります。
➄ 外国通貨
外国通貨の投資詐欺には、
一般的にあまり取引されていない
購入させる手口があります。
特にアラブ・中東諸国の通貨。
石油資源で富裕層が多いイメージを逆手にとり
石油の工業や産業が
今後上がると最もらしく語ります。
投資をやってる人でも
新興国の通貨事情は把握していない人が多いので
その国の実績や通貨について
知らないのであれば手を
出さないことが賢明です。
2.詐欺の特徴
今後詐欺かもしれないと思った時に
下記の7つのポイントに注意し
詐欺にあわないようにしましょう。
① 利回りが異常に高い
② 元本保証を謳っている
③ 聞きいたことのない投資商品になっている
④ 投資先が海外になっている
➄ 「未公開」であることを謳っている
⑥ 投資できるのが「今だけ」とアピールしてくる
⑦ 数年後大幅に値上がりするといってくる
3.被害にあわれた場合の相談先
万が一詐欺かもしれないと思た場合は、下記に相談しましょう。
① 警察
詐欺は、犯罪なので、
警察に相談すれば被害届を出すことができます。
また、警察の中には詐欺犯罪の専門窓口もあるので、
詳しい担当者が話を聞いてくれます。
ただし、警察の仕事は詐欺を働いた
犯罪者を逮捕することであり
詐欺師に奪われたお金を取り戻すことではありません。
お金の回収に関しては弁護士に力を借りましょう。
② 日本証券業協会
日本証券業協会は、
株式や債券といった金融商品購入に関する
トラブルの相談ができる期間です。
こちらにも投資詐欺に精通した担当者が在籍し、
相談に乗ってくれます。
また、日本証券業協会は、
警察をはじめ各種機関とも連携をしており、
相談内容もそれぞれの機関に共有されます。
電話一本で投資詐欺に
詳しい担当者と話せるので、
何かあればすぐに連絡してみてください。
③ 国民生活センター
国民生活センターは、
投資詐欺に留まらず、
あらゆる分野の消費生活に関する苦情や相談を
受け付けている独立行政法人です。
もちろん、投資詐欺についても
相談に乗ってくれますし、
民事調停や裁判を行う際の手助けもしてくれます。
万が一のときには、
ぜひ連絡を取ってみてください。
④ 弁護士
弁護士は、裁判をする際には必要になる存在です。
投資詐欺の被害を相談すれば、
詐欺師に対して資金返済や損害賠償の請求ができます。
どうしても資金を回収しなければいけない際は、
弁護士に相談していっましょう。
ただし有償になるので、
本当に必要なのか、お金に見合うのかなどは、
しっかりと見極めたいところです。
4.まとめ
投資詐欺は、日々変化しかたちを
変えて勧誘してきます。
しかし、本質は同じですので今回のポイントを元にし
怪しい案件にはしっかりした
判断のもとで行動しましょう。
今回の「投資詐欺こんなものがありました。
絶対詐欺にあわないための心構え。」は、
以上になります。
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